大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALって？

千葉・幕張で開催された「東京ゲームショウ 2019」。その中でも輝きを放ったのが、「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」（以下・スマブラSP）でした。数々の大作が競う中、「日本ゲーム大賞 2019」、「経済産業大臣賞」、「ベストセールス賞」、「グローバル賞（日本作品部門）」、「優秀賞」とゲーム史上でも類を見ない五冠達成をやってのけたのです。スマブラは言わずと知れた超人気ゲームで、世界中で大会が開催されるほど多くの人がプレイしています。今回は、「これからスマブラSPを始めたい！」という方のために、スマブラS Pの凄さと魅力をたっぷりと伝えていきます。

そもそもスマブラSPってどんなゲーム？

スマブラは、相手に攻撃して画面の外まで吹っ飛ばした方が勝ちという、言ってみれば格闘ゲームですね。

ただし、他の格闘ゲームと根本的に違うのが、ダメージが蓄積するほど吹っ飛びやすくなるという点です。

ストリートファイターを知っている人であれば、相手の体力ゲージを空っぽにした方が勝ちだと思いますよね。

これが、スマブラと他の格闘ゲームの最大の違いです。

あり得ないキャラクター同士のコラボが魅力！

もう一つ、スマブラを語る上で外せないのが、キャラクターの豊富さです。

マリオ、リンク、ピカチュウ、ドンキーコングと、ゲーム好きな人なら誰でも知っているキャラクター達が入り乱れてバトルを繰り広げます。

1998年に発売された「初代スマブラ」では任天堂の有名キャラクター達 12体だけでした。

それが、「スマブラDX」では 25体、「X」で 35体、「forWiiU、3DS」で 58体、そして今作「SP」では 78体（2019年 9月現在）にまで増加しました。

また、任天堂のキャラだけでなく、セガ、コナミ、バンダイナムコ、スクウェアエニックス、アトラス、マイクロソフト、SNKと本来ならライバルメーカーである会社からも、人気キャラクター達がゲスト参戦しているのです。

スマブラというお祭り舞台だからこそ、ゲーム史上最大のあり得ないコラボレーションが実現したのですね。

アツすぎる！大乱闘とオンライン対戦モード

スマブラSPのメインは、なんと言っても「大乱闘モード」でしょう。

総勢 8人まで同時にプレイできて、パンチ・キック・必殺技、相手の攻撃をかわして投げ技からのコンビネーションなどなど、無限の戦い方を駆使して優勝を狙います。

私自身も、中学の頃友達の家に集まってみんなで大乱闘していました。

また、X以降の作品では「オンライン対戦」ができるようになり、家に居ながらにして世界中の猛者達としのぎを削ることも可能です。

スマブラSPでは勝ち上がるごとに「世界戦闘力」という数字が上がっていき、ある程度まで勝ち進むと「VIPルーム」という限られた強者しか参加できない舞台で戦うこともできますよ。

スマブラは毎年世界各国で大会を開催していて、特に有名なのは夏にラスベガスで開催される「EVO」です。

将来的には esports（ゲーム大会）が五輪の競技として検討されるなど、世界中が注目する中で自分のプレーを披露できるなんて夢が広がりますよね！

一人でじっくり楽しめる　アドベンチャーモード

スマブラSPはみんなでプレイするから楽しい。

一人でプレイするのはなんだか面白くなさそう、いやいや、そんなことはないですよ。

スマブラSPには「スピリッツモード」というものがあって、通常のアクションゲームのように一人でじっくりと遊ぶことも十分に可能です。

朽ち果てた世界に一人残された主人公が、仲間たちを次々と解放してボスに挑んでいくスピリッツモードは、一人でじっくり楽しみたいという方にもバッチリおすすめですよ。

豪華な音楽！楽曲数は驚異の 876曲！

ここまで見ただけでもスマブラSPの凄さが伝わってきましたが、まだまだこんなものではありません。

そう、ゲームに臨場感や迫力を与えてくれる音楽を忘れていませんか？

スマブラSPでは、ボーカル付きの主題歌「命の灯火」があるだけでなく、マリオ、ポケモン、ゼルダの伝説などさまざまなシリーズから集めた魅力的な音楽が、対戦に花を添えてくれます。

その数、なんと 876>曲！あなたの好きな音楽が、もしかしたら流れてくるかも！

今後の展開は？

ここまで見てきましたが、実はスマブラSPは今後もっと凄いゲームに進化していく可能性があります。

実は、現在ダウンロードコンテンツが開発中で、新しいファイターが参戦したり、さらなる楽曲が追加されたりしちゃうんです。

今後三か月に一回配信されるニンテンドーダイレクトで新しいファイターが次々と発表されていくでしょう。

また、YouTubeで新しいファイターが参戦した時のスマブラファンのリアクションを見るのもめちゃくちゃ面白いので、ぜひ見てみてくださいね。