スマブラSP新キャラ・ガオガエン　技の強さと原作となったゲームは？

大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALが発売されてからもうすぐ一年になりますね。ですが、ダウンロードコンテンツの配信も続いており、更に新たなファイターが登場することも決定しています。さて、スマブラSPでは新しいファイターが既に十体以上参戦しています。ここでは、今回のスマブラから新たに登場したファイター「 ガオガエン 」の性能や原作ゲームについてご紹介していきましょう。

ガオガエンとは？

ガオガエンは、ポケットモンスターシリーズからの参戦キャラクターです。

スマブラでは、新作ごとに新しいポケモンが参戦してくるのが恒例となっています。

言ってみれば「ポケモン枠」ですね。

今回のポケモン枠である ガオガエンは、見事な逆三角形のボディを持ったプロレスラータイプのファイターです。

そのため、使う技もプロレスを強く意識したものとなっています。

参戦ムービーでは、リング上で激しく闘うリトルマックとケンの場面に乱入します。

プロレス技でケンを倒したところに、後ろにむらびとやキングクルールがスタンバイしているのを見てゲンナリする様子がかわいいと話題になったものです。

ガオガエンの登場作品

ガオガエンが初登場したのは、2016年 11月 18日に発売された「 ポケットモンスター　サン・ムーン 」です。

ペルソナ 5よりも新しく発売されたソフトなので、ガオガエンは現時点のスマブラSPの中では最も新しいキャラクターだといえます。

冒険の始まりで入手できる三匹のうちの一体「 ニャビー 」の最終進化系なので、いわばサンムーンにおける御三家の「 ほのおポケモン 」となります。

ゲーム本編のガオガエンは、ほのお／あくタイプのポケモンで、これは全ポケモンの中でも他にはデルビル・ヘルガーしかいない貴重な組み合わせです。

覚える技は昔ながらの「 かえんほうしゃ 」や「 みだれひっかき 」以外に、あくタイプの「 ＤＤラリアット 」などプロレス系の技を多く覚えます。

また、身長 180cmで 83kgなので、ちょうど実際の筋骨隆々としたプロレスラーと同じような体型だといえますね。

ガオガエンの使用技

ガオガエンはプロレスラーのような戦い方を披露してくれます。

スマッシュ攻撃をヒットさせるたびに雄叫びを上げたり、ポーズを決めたりしてくれます。

もちろん攻撃ボタンを入力すればポーズをキャンセルできるので、スキは発生しないから安心してくださいね。

とにかくパワフルで一つ一つの攻撃が重たいガオガエン。

普通の弱攻撃だけでも%ゲージが溜まれば場外へ吹っ飛ばすほどの破壊力を秘めています。

ただし、ガオガエンの移動速度は全ファイターの中で最低クラスです。

ダッシュ速度にしても、遅いといわれるルフレよりも更に遅く、超鈍足なファイターとなっています。

また、復帰技として横必殺技の「ロープスイング」や、上必殺技の「クロスチョップ」があるものの、どちらも復帰技として優秀とは言い難いです。

特に、クロスチョップは垂直に上昇したあとに斜め下へ急降下しちゃいますから、復帰するつもりが自分から崖下へ突っ込んでしまうことになりかねません。

パワーがあるものの、移動速度や復帰力に難のあるガオガエンは、初心者が扱うのに向いているキャラクターではありません。

ガオガエンで勝ち上がっていくには、ある程度経験を積んだ上級者のプレイヤーでなければ難しいでしょう。

ガオガエンのステージ＋音楽

ガオガエンの原作ゲームである「ポケットモンスター　サン・ムーン」からは、現時点ではステージは出ていません。

音楽では、サン・ムーンの舞台であるアローラ地方の野生ポケモン戦の BGMの他、グラジオ戦の BGMやしまキング・しまクイーンの BGMなど、サン・ムーンのプレイヤー達が喜びそうな楽曲が収録されています。

スマブラ出演を勝ち取った策士？

スマブラSP発表時から、今回のポケモン枠は誰になるだろうかとゲーマー達の間では予想が活発に交わされていました。

特に有力だったのが、格闘ゲーム「ポッ拳」にも参戦を果たし、人気が高くてかっこいいと評判の「ジュナイパー」でした。

実は、ジュナイパーはサンムーンの御三家くさポケモンでもあり、ガオガエンとは並々ならぬ因縁のあるポケモンでもあるんですね。

ところが、参戦ムービーで登場したのはジュナイパーではなくガオガエン。

「ガオガエン来たかー!! 」「 incineroar!!（英語名）」と国内海外問わず世界中のゲーマー達が熱狂してガオガエンを歓迎したのです。

また、ネット上では、「ポッ拳をジュナイパーに譲って、より歴史あるスマブラへの参戦を勝ち取った」「ガオガエンはクレバーな策士だった」というように、スマブラ参戦を勝ち取ったガオガエンのクレバーさを称える声も上がっています。（ 2019年 11月時点でスマブラSPのダウンロードコンテンツは継続しているので、今後ジュナイパー参戦の可能性もあるかも）