スマブラSP新キャラ・ダークサムス技の強さと原作ゲームは？

大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALでは、今までに登場したファイターが全て参戦するという夢のような展開になっています。これまでに登場したキャラクターが全て参戦するということは、今後ダウンロードコンテンツで追加されるファイターは全く未知の存在となるのは言うまでもありません。さて、新しいファイターの登場を待ちわびている間に、一度振り返って今回から参戦しているキャラを見てみるのはどうでしょうか。ここでは、スマブラSPから新たに参戦した「 ダークサムス 」の強さや、原作となったゲームを見ていきましょう

ダークサムスとは？

サムスで勝ち上がり乱闘を五回クリアすると、隠しキャラクターとしてダークサムスが参戦してきます。

キャラクター選択画面を見ると、サムスの隣に黒っぽいサムスが出てきますよね。

サムスと見比べてみると、ヘルメットのスコープの部分が鋭く割れていたり、肩の辺りに血管のような物が浮き出ていたりと、なんだか凶悪そうな匂いがプンプン出ています。

ウルトラマンシリーズを見たことのある方なら分かりやすいのですが、ちょうど偽ウルトラマンのような感じですよね。

言ってみれば、ダークサムスは「 偽サムス 」だと言えるでしょう。

メトロイドシリーズでは、これまで「 サムス 」と「 ゼロスーツサムス 」の参戦しかありませんでした（ 結局はどっちともサムス ）。

しかし、今作では「 リドリー 」「 ダークサムス 」と悪役が二体も参戦してきて、メトロイド勢もにぎやかになって嬉しい限りですね.

ダークサムスの登場作品

ダークサムスが初めて登場したのは、2005年 5月 26日に発売された「 メトロイドプライム 2 ダークエコーズ 」です。

メトロイドの世界に存在する放射線物質（ フェイゾンエネルギー ）が元になって生まれた存在で、サムスの行く手を阻む敵として幾度となく戦うことになります。

サムスが撃破した目の前でこれ見よがしに復活してみせて高笑いするなど、人間と同等かそれ以上の知能も備えているのです。

また、サムスの形質を完全に模倣しているため、サムスとほぼ同じ攻撃をすることができます。

ただし、サムスとは違ってフェイゾンエネルギーを利用して攻撃するため、ビームの色やミサイルの形などは、より禍々しい物に代わっているのです。続編の「 メトロイドプライム 3コラプション 」でも登場し、フェイゾンエネルギーで相手をマインドコントロールしたり、分身攻撃をしたりと、より凶暴化しています。

ダークサムスの使用技

ダークサムスは、サムスのダッシュファイターという扱いになっています。そのため、基本的にはサムスと同じくジャンプ力があって、復帰力の高いファイターだと言えるでしょう。

ただし、原作ではフェイゾンエネルギーを利用して自由自在に空中移動できたように、サムスと比べてかなりフワーンとした動きを見せます。

全体的に滞空時間が長く、下必殺技を空中で使用すれば微妙に浮き上がったり、投げボタンでワイヤーを出して崖に捕まることもできたりと、サムス以上に復帰力の高いファイターだと言えるでしょう。

弱点としては、空中に浮いている分だけサムスよりも身長が高く、当たり判定が大きいことが挙げられます。

また、全体的に技の発生が遅いため、スキが生まれやすいということも言えるでしょう。

サムス・ダークサムスの両者に言えることですが、豊富かつ強力な飛び道具を駆使して戦うスタイルのため、フォックスやファルコ、ジョーカーのように飛び道具を反射する技を持つファイターにはどうしても苦戦を強いられることになってしまいます。

ダークサムスのステージ＋音楽

スマブラSPでは、「メトロイドプライム 2ダークエコーズ」と「メトロイドプライム 3コラプション」からの出典ステージは今のところ用意されていません。

そのため、ダークサムス専用のステージはないのです。

音楽でも、ダークサムス専用の楽曲は現在のところ用意されていません。

ダークサムスの中身は？

ご存じの通り、サムスの中の人は「 サムス・アラン 」という女性です。

言ってみればゼロスーツサムスのことですね。

幼い頃に、リドリー率いる「 スペースパイレーツ 」に両親を殺害されたサムスは、連邦軍所属を経てフリーの賞金稼ぎとして悪と戦っているのです。

ダークサムスは、サムスの着用しているパワードスーツから DNAレベルで情報を読み取り、形質を完全に模倣したフェイゾン生命体です。

パワードスーツの性能こそ完全にコピーしてはいますが、さすがにサムス本人の姿までは模倣できなかったようです。

メトロイドプライム 2の劇中では、一時的に中身が透けて見えてエイリアンのような姿が確認できます。

また、高笑いを上げたときも男性の声だったので、性別があるかどうかは置いておいても男性的なキャラクターであると言えるでしょう。